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さくらんぼ会

Vol.206 「個人の自由」「不況」若者に影響

「個人の自由」「不況」若者に影響

 作家の澤地久枝氏は、「自分の責任で生きることが、結婚の幸不幸に翻弄されない人生の第1条だと思います」と助言する。

 弁護士の植木壽子(ひさこ)氏は、「女は一生適齢期です。親が子の結婚を心配するのは、有り難い親心とは思いますが、娘のためという気持ちは、実は、親自身が安心したいためのようです」近年では、不況が若者の結婚に暗い影を落とす。男性の収入が少なく、結婚をためらう女性も多い。「自分が生活するのが精一杯で、結婚どころではない」という若者も目立つようになった。

 未婚・晩婚化が進む中、親が子の代理でお見合いをする民間サービスが人気を集める。親が子の写真付きの身上書を見せ合い、人柄などをアピールする。お互いが合意すれば、子同士のお見合いをさせる。親が後押ししなければ子が結婚しないといういう危機感が強い。この100年間で、結婚願望は薄れ、女性の意識も変わった。しかし、人が人を思う気持ちは変わらない。

ちょっと紹介

緑茶や紅、茶葉は一緒

 緑茶、紅茶、ウーロン茶など、お茶にはいろいろありますが、どれも「チャノキ(茶の木)から作られます。違いは茶葉の発酵度合いです日本の緑茶の場合、摘んだすぐ後に蒸して発酵を止め、その後、丹念に「もみ」と〔乾燥」を繰り返して仕上げます。新芽と若葉から作られるのが「煎茶」で、煎茶用の若葉を摘んだ後のやや硬い茶葉は「番茶」となります。収穫前に日光を遮断して育てた茶葉からできるのが「玉露」。煎茶や番茶を煎ると「ほうじ茶」です。

未婚の不安≪本人より親≫

近年は結婚しない子供についての相談がご両親からが多い。

≪70代主婦≫
50代の息子が結婚しないままで老後を迎えると、寂しくて泣いて暮らすのではとか、食事がいい加減になって体調を崩し、孤独死になるのではと不安になります

≪60代男性≫
30代後半の長女が結婚に消極的で悩んでます。結婚のことばかり言うと長女は不機嫌になり、私と冷戦状態になることもたびたびあります。早く結婚して幸せになってほしい思うと胸が張り裂けんばかりに切なくなります。

  親からの相談ばかりで、当人からの「結婚できない」という相談は少ない。かって、ほとんどの男女が結婚した。1918年(大正7年)の相談28歳の独身女性は「結婚か職業。私のとるべき道はどちらでしょうか」と尋ねた。「独身で一生を暮らされる事は天の理に背く事であります。婦人は相当の縁を求めて一家を成さねばなりません」。結婚することが規範だった。戦後も結婚するものが圧倒的に多かった。1965年(昭和40年)生涯未婚率(50歳時で未婚の人の割合)は男性1.5%、女性2.5%に過ぎない。

 ところが70年代になると、家事の機械化やコンビニエンスストアの急速な普及などで、一人でも快適に暮らせるようになった。女性が職業を持って結婚せずに生きることも可能になり、結婚するかしないかは「個人の自由」となった。80年頃から、男女の未婚率が急激に上昇し始める。80年の母親の相談。25歳の娘が「妥協することを知らず、良縁を次々と見送り、気が気ではありません」と訴えた。「いすとりゲームみたいによりどりみどりのうちに早く結婚相手を決めさせたいと親があせれば、娘は特売セールじゃないと反発します。

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